サンズノカワ。

2004年10月16日
「ちょっとどーするよ鈴木。」
「知るかよ田島。」

二人は何事もなく床に就いたハズであった。
それが目覚めたらなんだ、綺麗なお花畑。
その真ん中を通る川の上を

カヌーで下ってるじゃねーか。

「コレってさぁアレだよね間違いなく」
「ソレ以外に何があるんだよ」

そーです
三途の川です。

「俺ら死んじゃったのォォォ!!!?」
「いや落ち着け、コレはきっと夢だ」

二人が同時に同じ夢を見るか。
まぁどっちか片方の夢なら説明はつくが

お互いが認識しちまっている。
自分の体が肉体でないということを。

「俺なんかやったか!?今夜の晩御飯はなんだっけ…!?」
「あー俺、闇鍋。」
「お前はソレだろォォォォ鈴木!!!!間違いなく!!」
「じゃあなんでここに木田が来てね-んだよ」
「ダチに闇鍋食わすなァァァァ!!!」

幽体離脱
魂が寝たまんまのソレだ。

そのまま霊道通っちゃったワケだ。

「とにかくこのままカヌーで下ったら…」
「まぁ良いじゃねーか明日テスト受けなくて済むぞ」
「死ぬっつーことだぞ鈴木オイィィィ!!!!」
「かえって極楽浄土に言ったほうが苦しみねーんじゃねーの」

いやお前ら多分地獄いき。

「とにかく…流れに逆らって戻るしかねー!!」
「いや無理だべ普通に」
「やってみなきゃわかんねーだろ…!?」

確かに田島の言う通りだった。
後ろを見るまでは。

後続のおじーさんがバンバン来てますよ。

「オイィィィさっきあんなんいなかったろォォ!!」
「これでどんなバカ力の持ち主でも無理ってワケだ」

「うるせー俺は死にたくねぇーしお前も死なせたくねぇー!!」
「勝手言うなよー明日のテスト勉強してねーんだよ俺」
「こうなったら…」

「ジジイを踏んで渡っていくしかねぇー!!」
マリオのパタパタ踏んで崖を渡る原理。

「ぐはっ!!」「おべっ!!」「ちゃばぁ!!」
「おーいお前俺背負って重くねーのか」
「重いけど…四の五の言ってられねーだろ!!」

見えた。
霊道の出口が。

「あったァァ!!やった戻れるよ俺たち」
「えー」

「あとはあのジジイの上をいけば…!!」

つるっ

ザパーン

ハゲでしたー





続く。(ぁ)

そういや明日学校開放日だ!!((
ガッコ行かなきゃいけねーそーですめんどくせ。(ぁ)

コメント